言い抜け
2021.04.22
しかしラントレは止め無い。
キッズクラスは練習時間が1時間と短いため以前はラントレをさせようと考えたこともなかった。しかし今では雨天以外はラントレを必ずやらせている。当初、外練と称してラントレをスタートさせたが子供達の体力が如実に上がった。最近うちの子は風邪をひかなくなったというご父兄も多いのではないだろうか。
「走らない奴はダメだ相手にしない」とプロ選手には常に言ってきているが、プロ選手やキッズに関わらずラントレが体力のみならず精神鍛錬になることは明白であり、ラントレをキッズの通常練習に取り込むに至ったことはコロナのお陰と言って過言はない。
当ジムに限ったことではないが、多くのご父兄の皆様から求められていることは、習い事を通して礼儀を学びその上で精神面を強くしその中で技術がつけばとのご期待を頂いていることが多いかと思うが、その意味でもラントレが精神面に与える効果は絶大である。
しかし前述のようにラントレを嫌い退会する生徒が増えた。ラントレ開始前は試合になると退会する生徒が増えた。そしてラントレ・試合いずれの場合もまず「違う理由をつけて」退会を申し出てくる。それは自身が逃げていることを把握しているから「恥ずかしい」そして「がんばれ」と言われるのが関の山と分かっているからだ。
そのためストレートに理由を言えずあの手この手で親に窮状を訴える者、あの手この手で子供にあー言いなさい、こー言いなさいと指南をする者・・・なんにせよ「言い抜け」はするなさせるな。親馬鹿子馬鹿はダメ。
子供のグズりがひどい場合はまず指導員に相談。試合は恐怖心が伴うから配慮する。ラントレは周回数を減らすか無しとするか・・・しかし今度は自分だけ試合に出ていない、自分だけラントレをしていないことが惨めになり結局辞めたくなる。加減が難しいところではあるがいずれも多くの生徒ができていること。学校と同じようにまずはジムに来て先輩達についていってほしいと思う。
反面、アマチュア大会等の行事参加や引率が面倒だからという者もいるが、もうこれは論外、違う理由は言わなくてよい。言わせなくてよい。むしろ辞めてくれ。
会長はキッズの退会に関わることは少ないが現場の先生達もやるせなくなるようで申し訳ない。
今週は掛川ジム、コロナ禍に逆行してキッズクラスが急増、そして早速ラントレに苦戦する子達。ラントレが嫌で泣きながらジムに来た子もいたね。ただそのほうが指導のしがいがあるよ。原因をハッキリとアピールしてくれているから。言葉を変えて「散歩」ということで先輩についてまずは1周、そしてジョギングだーで2周。
幼年部の子達はまずは通うこと自体が訓練となる。
だけど直ぐに慣れるさ!
だからお母さん!子供を置いてって!幼稚園と一緒!
新キャプテンの航成がまだまだ不慣れで緊張気味だが・・・イチ軍団(中学生)のサポートもあり盛り上がって来た掛川キッズクラス
来週もがんばろーーー
おぉーーー