当ジムに通う小学6年の生徒が学校にてカーテンにくるまった同級生を拳で何度も殴りつ被害者生徒の前歯を折ってしまうという事件が起きました。本件に関して当ジムも責任を感じ、本人、母親はもちろん学校とも話し合いを致しました。

経緯
休み時間に日向ぼっこのため場所取り、場所取りで邪魔だった子を押し出す、押し出された子がカーテンにくるまって当ジム生に体当たりをする、体当たりを受けた当ジム生は腹が立ち、カーテンにくるまる子を何度も拳で殴りつける。

当初、当該生徒は当ジム指導員に対して「ふざけていたら手が当たっちゃいました」と言っていました。また母親も当ジム指導員に対してかなりの過少申告をしていました。しかし実際はその殴り方が余りにもひどかったため周りの生徒が止めに入ったほどとのことでした。

当該生徒と母親と話をしジムに通いながら素行を正すとなりましたが、今まで通り普通に通わせては何の変化も起きないため、「現在の週2回を週3回に、以前より母親から希望のあった自転車で通う」という約束事を設けました。しかし本人が帰宅後にこれに強く反発をし驚くことに母親がそれに準じました。本件の真相がジムの知るところとなり、母親がジムに居た堪れなくなったということが大きな原因かと思いますが、週3で通う、自転車で通うぐらいのことを言い聞かせない、親子で反省をしない、子に反省をさせないのであれば、当ジムとしてできることはもう何もありません。以上のことから当該生徒を退会処分とすることとなりました。





今回の事件は子供が犯した傷害事件です。生徒達には適宜「暴力とキックボクシングの違い」について指導をしてきましたが、その指導が甘かったと痛感しております。学校側からは「キックボクシングを習っていなくても起こりえた問題です」とは言われましたが、止めれたのではないか・・・少なくとも拳で殴るという事態は回避できたのではないか・・・という思いにかられます。今後ジムとしましては今一度「暴力とキックボクシングの違い」についての指導をしていきます。ご家庭におかれてもご指導頂きますよう宜しくお願い致します。