今晩は、金曜日担当の長谷部です。
周りに尊敬出来る人、 いるだろうか?
職場、学校、友人、ジムの中で。
その人の性格、生き方・・・。
この人は凄い、この人の様になりたい・・・など。
・・・いるだろうか?
社会に出て、そうゆう人と出会う機会が何度かあった。
世間知らずのクソガキに仕事に向き合う姿勢、大切さを教えてくれた。
・・・自分にとって財産だ。
その中でも、やはり一番は・・・・親!・・・・である。
出来が悪く、苦労、迷惑をずっとかけてきた。
本当に感謝し、尊敬している。
自分が親になって、改めて二人の偉大さを思い知る。
子供の頃、共働きだった為、祖父、祖母との時間が長かったが
時々、父親が誘ってくれた。
当時、車が無かったので移動手段はオートバイ。
連れてこられた場所はオートレース場。
「ちょっとここで待ってろ!」
フランクフルト一本を貰い数時間、
オートバイがグルグル回るのを意味も分からず見ていた。
ある時は、海へ連れてこられ
「ちょっとここにいろ!」
海釣りに集中する中、砂をほじりながら数時間待つ。
お陰で、ギャンブル、釣り、共に大嫌いである。
とても酒好き。
よく朝帰りをし、祖父と掴み合いの喧嘩。
・・・ここまで尊敬出来る要素は何一つ無いが・・・しかし!
何があっても仕事は休まない!
たとえ一睡もしていなくても、どんなに二日酔いでも
バイクでコケて、傷だらけになっても・・・・。
この責任感!
全力で遊び、全力で仕事をする・・・凄い人なのだ!
この凄い人を完璧にコントロールしている母親。
まるで孫悟空とお釈迦様の様だ。
どんなに暴れてもお釈迦様の手の平の上。
しかし、このお釈迦様・・・少々神経質!
未だに顔を見ると、
「おい!食べるものあるの? これ持ってきな!」(あんこ、もなか的な物)
「大丈夫だよ。」
「おい!服が無いんじゃないの?これ持ってきな!」(必ずチェック柄)
「いや・・・大丈夫だから・・・」
「あ~今日は何も持たせる物がないよ!」(どうゆう生活してると思ってるんだ)
「いや・・・本当に大丈夫だから・・・」
この歳になっても神経を使わせてしまっている自分が情けない・・・。
二人、いつまでも元気でいてほしいものだ。
ふと思う・・・自分の子供は、こんな風に思ってくれるだろうか?
説教をしたり、教訓じみた事を言うつもりは、さらさら無い。
ただ一生懸命生きる姿を見せる。
それしか出来ないし、ほかの方法を知らない。
そして、大人になっても楽しそうだな・・・。
そう思ってもらえれば幸いである・・・・。