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74年前の電報

2014.08.20


こんばんは。
掛川ジム小池洋子です。




74年前の昭和15年 7月30日の電報が
実家の仏壇の引き出しの奥からでてきました。




きれいに包まれていて、この包みがあることは知っていたけど祖父母の物だと思い今まで特に触れようと思うことがまるでなかったものです。




曽祖父母、祖父、父、祖母‥年々お盆になると帰ってくる人が増えてきたので祖母が亡くなって2年目のこのお盆前に母が触れることの無かった引き出しを整理しようと思ったのがきっかけでした。



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私の、祖父は三男三女の6人兄弟の長男でこれは私からは大叔父にあたる祖父の弟が戦死した時のものです。





戦死したと送られてきたこの電報だったり、戦場からお遺骨と一緒に帰ってきたものなのか、帰ってきた時に掲げて迎えたものなのか‥旗なのかなんなのか‥‥。






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お盆に大叔母、祖父の妹2人がお線香をあげに来てくた時にこの電報等が出てきたことを報告。受け取った時のこと話してくれましたが大叔母たちも子どもだった為、この旗のようなものが何に使われたものなのかは詳しくはわからないと。
どういった時に使われたものなのか知りたいです‥





いままでも戦争の話を祖父母やいろんな方から聞く機会がありましたがやっぱり何度聞いても私は言葉が出てきません。




小学生の時も中学生の時も戦争について作文を書く機会がありましたが私は



『言葉に表せません。』



の一言だけ書いて提出、おまえ、何か書けよと職員室に呼ばれて先生と話していたのをよく覚えています。




これを広げて、これを目の前にして叔母さんたちの話を聞いたときは姉と2人でやっぱり無言でひたすら涙が出るだけでした。



この電報手にとると震えてきました。



大切な人の死の知らせを電報で受け取った状況とか思い浮かべるだけで‥‥どうかなりそうです。



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