今晩は、入野ジム　長谷部です。 恋愛に対して消極的な男を草食系男子と聞いた事がある。 それが進化したのか 物欲なし、出世欲なし、性欲なし（・・・いやいや退化だろう・・・） さとり世代と、よばれているらしい・・・。 （正確には、ゆとり世代の言い方が、これに変わったそうだ） 会社にも、そんな若者がいる おとなしく声も小さい、大声で笑う事などあるのだろうか？ まるで若さを感じられない。 「休みは何処か行ったの？」 「・・・家でテレビを・・・」 「趣味とかないの？」 「・・・いや・・・別に・・」 「派遣の女の子なかなか可愛いけど・・どう？」 「・・・どうって？」 「声かけてみたら」 「・・・いや・・・いいっス・・・こわいんで」 「こわい？・・・こわいって何だ」 ２０年以上嫁さんの尻に敷かれている旦那じゃあるまいし・・・ （自分は実際に言っている・・・） 細身で背も高くモテる要素は揃っている・・・こんな若者もいるのか 同じ進化をたどった霊長類　ヒト科とは思えない 昔、男はオオカミなのよ気をつけなさい・・・貴方もオオカミに変わりますか・・・ そんな歌まであったのだが・・・。 気持ちはオオカミ、でも今では牙も抜け落ち甘噛みしか出来ない老犬にとって まったく、もったいない話である （まあ・・・この歳でガツガツしているのも、それはそれで問題だと思うが・・・） 暖かくなったせいか最近の佐鳴湖はカップルが多い ２人手を繋ぎ寄り添い歩いている、後ろ姿だけで楽しそうなのが分かる 目を凝らすと周りにハートマークが見えそうだ。 （やはりこうでなくては・・・若いっていいな・・・） あまりの楽しさからか彼女がはしゃぎながら叫ぶ 「あ～飛びたい！」 ・・・飛べるんじゃないかな・・・そんな気さえしてくる ２人にとって今が一番いい時なのだろう その横をオッサンがヨロヨロ通り過ぎる 「いい雰囲気邪魔してゴメンネ～」 心の中でそう謝りながら・・・。 自分にもこんな時期があっただろうか・・・ 前日の夜、何を食べたか時々思い出せない人間にとって 遠い遠い昔の記憶・・・・。 会社で作業帽子を口にくわえながら、その帽子を必死に探す自分に気がついた時 レンガで頭を殴られた様な衝撃だったが今ではさほど驚きもしない。 しかし、こんなオッサンの哀れな話などどうでもいい いろんなタイプがいるだろう・・・みんな頑張って！ 若者達に幸あれ！