キックボクシングジム『テンクローバージム』は浜松市を中心に静岡県内4店舗と東京都世田谷区に1店舗を構えております。

テンクローバージムテンクローバージム

TRAINER’s
BLOG
指導員BLOG:指導員の日替わりブログ

指導員BLOG:指導員の日替わりブログ
ARCHIVES過去の
指導員ブログ

見据える

2016.01.01

明けましておめでとうございます
入野ジム 長谷部です。

7時過ぎ厚い雲の中から現れた太陽
今年最初の朝日を浴びながら合掌する

今年も平凡な毎日をおくれます様に・・・

そして佐鳴湖へと走り出す
元旦から走る人などいるのだろうか?
そう思っていたが、普段通り大勢の人が集まっていた
漕艇場には部活の学生達が集まっている
彼らの周りには若さというオーラが満ち溢れている様だ
近づけば白髪が数本でも少なくなりそうだがやめておこう
変態おじさんとしてニュースに出るわけにはいかない。

ふと、思い出した近所をダラダラと走っていた時のこと・・・
高級マンションから出てきた一人の少年(小学3、4年位だろうか)
大股でスタスタと歩いてくる
すれ違いざま表情一つ変えることなく軽く頭を下げ
「おはようございます!」
「え・・・あ、おはよう・・・」
すこし戸惑ってしまった
髪の毛はキッチリとセットされ歩き方も自信に満ち溢れている
その姿はとても凛々しい
みすぼらしい格好のこんな怪しいおじさんにも、しっかりと挨拶
こういう子達が将来この国を動かしていくのだろう

どんな時代にも優れた人間は必ず出てくる・・・
しかし、それは決して見た目だけで判断できるものではない

だいぶ前の話、家族で食事に出かけた時のこと・・・
隣のテーブル席に、かなりやんちゃそうな出で立ちの若いカップル
彼氏はとてもリラックスしていたのかテーブルに頬ずえをし
イスをめいっぱい後ろにさげて座っていた為、私が座れなかった。
「すいません」
丁寧に声をかける
「はぁ~っ」
鋭い目つきで下から睨みつける彼氏、体中から殺気が満ち溢れている
「イス・・・少し引いてもらってもいいですか?」
笑顔で語りかける・・・すると
「あっ・・・あぁ~すいません!」
体中を覆っていた殺気は消し飛び慌ててイスを下げ何度も頭を下げる
あまりの変わりように驚いてしまった
「てめぇ このやろう」
そう詰め寄られたらすぐに謝ろうと思っていたのだが・・・
先に食事を終え立ち去る際にも
「さっきは本当にすいませんでした」
軽く頭を下げ笑顔で出て行った
なんと感じのいい若者なのだろう、こちらも自然と顔がほころぶ

どんな時代にも優れた人間は必ず出てくる・・・
しかし、それは決して富や名声だけで判断できるものではない

今時の若い奴は・・・この先どうなってしまうのか・・・
そんな話を耳にするが心配はいらない

この国は、優れた若者たちで溢れている。
一覧に戻る ARCHIVES過去の
指導員ブログ

pagetop