心の機微
2020.08.10
ふと空を見上げると円盤のついた大型の飛行機が
まるで浮かんでいるかの様に飛んでいる
特別飛行機好きではないのだが時間があれば
しばらく見続けてしまい毎回思う
「何であんな鉄の塊が宙に浮くかね・・・」
いい歳したオジさんが何を幼稚なことを・・・
と思われるだろう。
飛行機誕生から百年以上、今ではマッハ2.5を超える
速度で飛行する物まであるという
しかし、その顕然たるものを目の当たりにしてもなお
信じる事ができないのだ。
飛行機が飛ぶ原理はなんとなく本で読んだことがある
翼の上の流速が速く下が遅い為、翼を引き上げる揚力が発生する
ベルヌーイの定理
なぜ翼の上下の流速が違うのか?
これもクッタジューコフスキーの定理で説明できる。
(興味のある方は調べてみてください)
だとしても、あんな巨大な鉄の塊が空を飛ぶ事への疑義が
私の中で揺らぐことはない。
それでも過去に乗った経験はある
初めて飛行機に乗ると聞いた旅行社の方が
「それでは景色が見える様に窓側の席にしておきますね」
と気を利かせて取ってくれた席に窓がなかったり
何度コーヒーを頼んでも運ばれてくる緑茶
おまけに隣に座った大柄な外国人男性のとてつもない圧迫感
そして、お世辞にも美味しいとはいえない機内食
面白味はあったがあまり楽しむことが出来なかった
それもこれも潜在的にこういった疑義の念を捨てきれなかったからだろう。
(25年前の話なので今ではもっと快適な環境になっていると思う)
誤解してほしくないのは決して飛行機が嫌いな訳ではない
ただ、陸路と空路どちらかを選べと言われれば
間違いなく陸路を選ぶ
車と飛行機の事故に合う確率を正確な数字で並べ立てられたとしても
感覚的に馴染めないのだから仕方がない。
今日も空を見上げると大型の飛行機が
空に浮かんでいるかの様に飛んでいて
まるで手が届きそうな錯覚に陥る
「・・・すごいな・・・」
あれに関わるすべての人達を偉大だと思う
毎日、野菜一つを必死に売り込んでいる私とはえらい違いだ
そんなことを思いながら家路につくと
「あぁ~これちょっとヤバイかな~どうしよう」
お腹周りを気にする嫁さんの周りには
せんべいと、かりんとうの袋
「あぁ~お腹すいた何か美味しいもの食べに行こ!」
「肉がいい肉が!」
今、目の前にある感覚的に馴染めない
新たなる懐疑的疑義・・・。 長谷部
まるで浮かんでいるかの様に飛んでいる
特別飛行機好きではないのだが時間があれば
しばらく見続けてしまい毎回思う
「何であんな鉄の塊が宙に浮くかね・・・」
いい歳したオジさんが何を幼稚なことを・・・
と思われるだろう。
飛行機誕生から百年以上、今ではマッハ2.5を超える
速度で飛行する物まであるという
しかし、その顕然たるものを目の当たりにしてもなお
信じる事ができないのだ。
飛行機が飛ぶ原理はなんとなく本で読んだことがある
翼の上の流速が速く下が遅い為、翼を引き上げる揚力が発生する
ベルヌーイの定理
なぜ翼の上下の流速が違うのか?
これもクッタジューコフスキーの定理で説明できる。
(興味のある方は調べてみてください)
だとしても、あんな巨大な鉄の塊が空を飛ぶ事への疑義が
私の中で揺らぐことはない。
それでも過去に乗った経験はある
初めて飛行機に乗ると聞いた旅行社の方が
「それでは景色が見える様に窓側の席にしておきますね」
と気を利かせて取ってくれた席に窓がなかったり
何度コーヒーを頼んでも運ばれてくる緑茶
おまけに隣に座った大柄な外国人男性のとてつもない圧迫感
そして、お世辞にも美味しいとはいえない機内食
面白味はあったがあまり楽しむことが出来なかった
それもこれも潜在的にこういった疑義の念を捨てきれなかったからだろう。
(25年前の話なので今ではもっと快適な環境になっていると思う)
誤解してほしくないのは決して飛行機が嫌いな訳ではない
ただ、陸路と空路どちらかを選べと言われれば
間違いなく陸路を選ぶ
車と飛行機の事故に合う確率を正確な数字で並べ立てられたとしても
感覚的に馴染めないのだから仕方がない。
今日も空を見上げると大型の飛行機が
空に浮かんでいるかの様に飛んでいて
まるで手が届きそうな錯覚に陥る
「・・・すごいな・・・」
あれに関わるすべての人達を偉大だと思う
毎日、野菜一つを必死に売り込んでいる私とはえらい違いだ
そんなことを思いながら家路につくと
「あぁ~これちょっとヤバイかな~どうしよう」
お腹周りを気にする嫁さんの周りには
せんべいと、かりんとうの袋
「あぁ~お腹すいた何か美味しいもの食べに行こ!」
「肉がいい肉が!」
今、目の前にある感覚的に馴染めない
新たなる懐疑的疑義・・・。 長谷部