Freedom is NOT free.
2022.05.02
引き続きカレー好きの入野の長谷川ですが…
前にモンティ・パイソンのことを書いていて思い出したのですが、これに近い匂いを感じるのが、2004年公開のハリウッド映画「チーム☆アメリカ 世界の警察」です。
オリジナルの「サンダーバード」のような人形劇なのですが妙にリアルで、ゲ◯は吐くわ、銃で撃たれて脳ミソや内臓が飛び散る残酷表現連発でR18(18禁)指定。また、アレック・ボールドウィンやマット・デイモンらのハリウッド俳優(の人形)を無許可で登場させてディスる、「タイタニック」の二匹目のドジョウを狙って巨額の制作費を投入するも大コケした映画「パールハーバー」を替え歌でディスる、北朝鮮の金正日(映画好きで有名)まで出てきて、散々コケにしたあげく虫ケラ扱いのやりたい放題。訴えられたり工作員に命を狙われたりしなかったのか心配になってしまいます。他にも、一人でカメラを担いで突撃取材する現在のYouTuberのスタイルの元祖とも言えるドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアが(デ◯でズルの社会主義者という紹介つきで)出てきたり、金正日に会いに来るハンス・ブリックスって誰?と思って調べてみると、北朝鮮に対する核査察を行ったIAEA(国際原子力機関)のトップだったりと、難易度の高い小ネタを入れてくるのも根性が曲がっています。
内容は一応は戦隊モノ的なストーリーはあるのですが、自国のプロ野球の試合に「ワールドシリーズ」なるタイトルをつけてしまうような米国人のメンタリティを自虐的に皮肉るところから始まり、キツい大人向けの笑いを入れてきます。
現在の基準からすると差別的と捉えられる表現を含むこともあり、2004年の時点ではギリギリセーフでしたが、もうこんな下品で毒のある映画が公開されることはないと思います。
ふざけた替え歌の中に米国人の大好きな「Freedom is not free.(自由はタダで手に入るものではない)」というフレーズが出てきますが、特に今、その意味を考えささせられます。
前にモンティ・パイソンのことを書いていて思い出したのですが、これに近い匂いを感じるのが、2004年公開のハリウッド映画「チーム☆アメリカ 世界の警察」です。
オリジナルの「サンダーバード」のような人形劇なのですが妙にリアルで、ゲ◯は吐くわ、銃で撃たれて脳ミソや内臓が飛び散る残酷表現連発でR18(18禁)指定。また、アレック・ボールドウィンやマット・デイモンらのハリウッド俳優(の人形)を無許可で登場させてディスる、「タイタニック」の二匹目のドジョウを狙って巨額の制作費を投入するも大コケした映画「パールハーバー」を替え歌でディスる、北朝鮮の金正日(映画好きで有名)まで出てきて、散々コケにしたあげく虫ケラ扱いのやりたい放題。訴えられたり工作員に命を狙われたりしなかったのか心配になってしまいます。他にも、一人でカメラを担いで突撃取材する現在のYouTuberのスタイルの元祖とも言えるドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアが(デ◯でズルの社会主義者という紹介つきで)出てきたり、金正日に会いに来るハンス・ブリックスって誰?と思って調べてみると、北朝鮮に対する核査察を行ったIAEA(国際原子力機関)のトップだったりと、難易度の高い小ネタを入れてくるのも根性が曲がっています。
内容は一応は戦隊モノ的なストーリーはあるのですが、自国のプロ野球の試合に「ワールドシリーズ」なるタイトルをつけてしまうような米国人のメンタリティを自虐的に皮肉るところから始まり、キツい大人向けの笑いを入れてきます。
現在の基準からすると差別的と捉えられる表現を含むこともあり、2004年の時点ではギリギリセーフでしたが、もうこんな下品で毒のある映画が公開されることはないと思います。
ふざけた替え歌の中に米国人の大好きな「Freedom is not free.(自由はタダで手に入るものではない)」というフレーズが出てきますが、特に今、その意味を考えささせられます。